Gianluigi Donnarumma of Italy celebrates during the UEFA Nations League quarterfinal leg oneGetty Images

ドンナルンマ、古巣ミランの宿敵・インテル移籍も前向きに検討?セリエA復帰を熱望か

イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは、セリエA復帰を熱望しているようだ。

ミランの下部組織出身で、16歳の時にGKとしてはセリエA史上最年少でデビューを飾ったドンナルンマ。以降はイタリア屈指の名門で2021年まで守護神を務めたが、契約満了を持ってフリーで退団。2021年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍した。同クラブでは145試合に出場して3度のリーグ・アン制覇を達成した他、イタリア代表としても71試合に出場してEURO2020優勝も経験している。

そんな26歳守護神だが、PSGとの現行契約は来シーズン限り。先日代理人であるエンツォ・ライオラ氏が『レキップ』のインタビューで、「(PSGは)ドンナルンマが契約を望んでいる唯一のクラブ」と契約延長の意思を明かしているものの、一部では交渉が難航していることも伝えられている。『レキップ』によると、PSGはリールGKリュカ・シュヴァリエの獲得に関心を示しており、ドンナルンマ側は第2GKになる場合は移籍を検討する可能性が高いとも指摘していた。

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そして『コリエレ・デラ・セラ』は、ドンナルンマはセリエAへの復帰を熱望していると報道。そしてかつてのライバルチームでのプレーも否定しておらず、仮にインテルからオファーが届けば前向きに検討すると伝えた。現在インテルの守護神を務めるGKヤン・ゾマーは36歳となっており、後継者を探していることも伝えられている。さらに同クラブにはミラン時代にドンナルンマが指導を受けたジャンルカ・スピネッリGKコーチが所属しており、彼の存在も大きな影響を持つと指摘されている。

ミラン退団後には古巣ファンから激しい非難を浴びたドンナルンマ。今後の動向に注目が集まっている。

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