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代表史上初の解任…ドイツメディアが予想するフリック後任候補の4人は?後継探しは"茨の道"と指摘も「最も緊急の課題は…」

ドイツメディアがハンジ・フリック監督の後任監督について予想している。

現地時間9日に行われた日本代表との国際親善試合で、1-4の惨敗を喫したドイツ代表。一夜明けた10日、ドイツサッカー連盟(DFB)は2大会連続のグループステージ敗退にW杯後の直近の5試合で1分け4敗と不調に陥っていることで、フリック監督の解任を発表した。

ドイツ『kicker』は、フリック監督の後任可能性のある4人の指揮官について特集。しかし、「最有力候補がいない」と交渉は難しいものになるであろうことを予測している。

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同メディアが最初に名前を挙げたのは現リヴァプール指揮官のユルゲン・クロップ監督。母国ドイツの帰還可能性については「チームだけでなく国全体を再点火させる可能性を秘めているが、リヴァプールに縛られている」と可能性が低いと指摘した。

次に挙げたのはベンフィカ指揮官のロジャー・シュミット。「この夏、すでにいくつかのトップクラブの監督候補に挙がっていたが、所属クラブに忠誠を誓っている」とこちらも厳しい現状を伝え、シュミット監督な春に結んだ新契約には3000万ユーロの契約解除条項が含まれていることが「自体をさらに難しくしている」と説明。

DFBが最有力候補としているのは、前バイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマン監督のようだ。同監督の状況には「36歳の彼もまた、シュミットと同じく2026年までバイエルンで契約していることから、退団しているとはいえクラブは多額の和解金を狙っている」と伝えている。

最後に「フランクフルトの監督を昨シーズン限りで退任しているオーストリア人指揮官のオリヴァー・グラスナー監督は獲得できるだろう」と予想はしているが「DFBの責任者たちは、まだナーゲルスマンの移籍の希望を捨てておらず、解決策を模索している」という。後継者探しは「前途多難な道のり」となることが予想されている。

「最も緊急の課題は、来夏の欧州選手権という大きな大会に向けてチームを短期的に準備してくれる代表監督と契約することだ。同時に"長期的にチームを期待されるレベルまで引き上げてくれる"人物でなければならない」

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