ベガルタ仙台は8日、MF遠藤康が2024シーズン限りで現役を引退することを発表した。
遠藤は2007年に鹿島アントラーズでプロデビューを飾り、2021年までにJ1リーグ304試合46ゴールを記録。特に2014年には30試合に出場してキャリアハイの10ゴールを決めた。鹿島ではJ1リーグを4度、Jリーグカップを3度、天皇杯を3度、AFCチャンピオンズリーグを1度制している。
その後、2022シーズンから仙台に完全移籍。仙台では今季途中時点でJ2リーグ1試合の出場にとどまっているが、2022年からの3年間ではリーグ戦通算48試合の出場を記録している。
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遠藤は、クラブ公式サイトを通じて以下のように伝えた。
「チームがプレーオフに向けて戦っている最中でのお知らせとなりますが、今シーズンを持ちまして、現役を引退することを決断いたしました。ここまで支えてくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。決断の理由など、詳しくはリーグ最終戦後のセレモニーにて直接お話できればと思いますので、まずは、今週末の試合に勝つためにみんなでがんばりましょう」
なお、10日のJ2リーグ最終節大分トリニータ戦後に挨拶の場が設けられるとのこと。クラブは残り1試合時点でプレーオフ出場ラインの6位・ジェフユナイテッド千葉と同勝ち点の7位と、激しい戦いを繰り広げているが、18年間のキャリアに終止符を打つことを決断した36歳MFは重要な役割を果たすことができるのだろうか。