元ブラジル代表FWロビーニョ氏は、ブラジル国内で逮捕された。ブラジル版『GOAL』が伝えている。
ブラジルの名門サントスで18歳にしてプロデビューを飾り、その後レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、ミランなど数々のビッグクラブで活躍したロビーニョ氏。ブラジル代表としても100キャップを数える40歳は、2020年にサントスとの契約を一時停止し、現役生活を終えている。
そんなロビーニョ氏だが、ミランに所属していた2013年にナイトクラブで女性を集団で強姦した罪で、2017年にイタリア裁判所から懲役9年の判決を言い渡された。2022年にはイタリア最高裁判所でこの刑が確定したが、すでにブラジルにいたためイタリア領土内での逮捕が不可能に。イタリア政府側はロビーニョ氏の引き渡しを要求したが、ブラジルでは自国民の引き渡しを行っておらず、これを考慮しイタリア側はブラジル領土内での刑執行を要請していた。
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そして20日、ブラジル高等裁判所はイタリアでの判決を認める判断を下した。この決定の翌日、ロビーニョ氏は現在住んでいるサントスで逮捕。懲役9年の刑に服することが決まっている。