リヴァプールに所属する遠藤航は、問題なく次の試合に臨むことになるかもしれない。
カラバオカップは25日に決勝戦が行われ、リヴァプールはウェンブリー・スタジアムでチェルシーと対戦。試合を1-0で制した。
エースのモハメド・サラーやディオゴ・ジョタ、トレント・アレクサンダー=アーノルドといった主力に負傷者が続出しているリヴァプール。アカデミー組の多い現存戦力をフル活用し、スコアレスで迎えた118分にツィミカスの左CKに飛び込んだファン・ダイクが頭で合わせて決勝点。
キャプテンの一撃を守り切ったリヴァプールが勝利。最多10度目となるカラバオカップ制覇を成し遂げた。
この試合で先発し、120分間フル出場した遠藤に対してはSNS上でもファンから絶賛。地元メディアからも高評価が相次いでいる。
しかし、試合後に遠藤が左足を固定されて松葉杖でスタジアムを後にする姿を『The Athletic』のジェームズ・ピアース記者が写真と共に報道。チェルシーMFモイセス・カイセドとの競り合いで足首を痛めたと伝えられていた。
『Football Talk』のジョセフ・アグボブリ特派員は翌日の遠藤の状態について報道。「ユルゲン・クロップ監督は、水曜日にアンフィールドで行われるFAカップのサウサンプトン戦を前に、大きな弾みをつけた」と伝え、理由として「リヴァプールの主力選手である遠藤航が、アクサ・トレーニングセンターで保護ブーツを履いていないところを目撃されたからだ」と指摘。
リヴァプール公式の『X』でも遠藤が翌日に松葉杖や足首固定せずにトレーニングセンター入りしている姿が捉えられており、負傷は大きなものではなかった可能性が予想されている。