アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウドは、個人記録よりもチームの勝利が重要であることを強調した。
マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリー、ユヴェントスとビッグクラブでプレーし、史上2位となる5度のバロンドール受賞を誇るなど、長年フットボール界の頂点に君臨してきたロナウド。39歳となった現在でもアル・ナスルとポルトガル代表でプレーしており、先日にはキャリア900ゴールを達成した。
30日のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のアル・ラーヤン戦でロナウドは決勝点を挙げて2-1の勝利にチームを導くなど、まだまだその決定力は健在。同選手は試合後に、キャリア晩期を過ごす中、個人記録への執着はないと語った。
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「僕はフットボールをプレーすることがまだ大好きで、ピッチで過ごせる時間が多くないことも理解している。僕が最高の選手であるかどうかなんてことはもう重要なことではないし、もう気にかけてもいない」
「得点を取ることは選手にとって良いことだけど、僕にとってはチームの勝利がより大切だ。何度も記録を破ってきたし、もうそのことを目標にしてはいない。今、楽しみ、勝利をするためにアル・ナスルとチームメイトを助けることが僕にとって重要なことだ」
また、ロナウドはアル・ラーヤン戦のゴール後に空を指さしたことについて「父が生きていればこのゴールを喜んでくれただろうから、このゴールはいつもと異なるもので、大切なものだった。今日は父の誕生日だったからね」と亡き父親に捧げるパフォーマンスだったことを明かしていた。