インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、カタール・ワールドカップ(W杯)前の最悪の時期について語った。『Star+』に明かしている。
史上最高の選手の一人として長らくサッカー界をけん引してきたメッシ。2022年にはカタール・ワールドカップ(W杯)を制してその評価を確固たるものとし、2023年のバロンドールでは通算最多更新となる8度目の栄誉に輝いた。
一方で、メッシはカタールW杯以前に苦しみを抱えていたと言う。アルゼンチン代表を象徴する存在として期待を受けてきた反面、責任の所在として批判の標的になっていると感じていたようだ。
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「ひどい時期を過ごしたよ。僕の家族や僕を愛してくれる人々も同じくね。(批評家たちは)特定の世代の選手たちに対してとてもアンフェアで、僕もたくさんの悪口を言われた。今では、95から100%のアルゼンチン人が僕を愛してくれているね。素敵な感覚だよ」
また、メッシは育成年代から2021年まで在籍していたバルセロナで、あらゆる主要タイトルや個人賞を獲得。クラブレベルでのキャリアが充実する一方、代表チームでは2021年のコパ・アメリカ制覇までタイトルに恵まれておらず、W杯優勝も悲願となっていた。
「バルセロナではクラブレベルでも個人レベルでもあらゆるものを獲得できて幸いだった。(W杯は)僕が唯一手にしていなかったものだった。すべてを成し遂げたと言えるような選手はほとんどいないけど、神のおかげで僕もその一人となった」