アーセナルGKアーロン・ラムズデールが、VARの運用方法について語っている。
1日に行われたプレミアリーグ第21節で、マンチェスター・シティをホームに迎えたアーセナル。前半は10連勝中の王者相手に主導権を握り、31分にブカヨ・サカのゴールでリードを奪った。しかし、57分にPKから失点。その後ガブリエウが退場になると、耐え続けていたが、後半アディショナルタイムに劇的な逆転弾を許し、1-2で敗れている。
試合後、ラムズデールはクラブ公式HPで「受け入れるのは辛いね。僕らのプレーは良かったし、10人でもうまく守っていたんだ。でも、不運にも跳ね返ったボールが相手に渡ってしまった。でも、これがフットボールなんだよ」と語った。
そして、PKの場面について言及。この試合、アーセナルは前半マルティン・ウーデゴールがボックス内でGKエデルソンと交錯して倒れたが、VARオンリー・レビューによってノーファウルの判定に。しかし、グラニト・ジャカがベルナルド・シウヴァを倒して同点PKを与えた場面では、主審はVARオンフィールド・レビューを行っている。アーセナル守護神は、これに納得がいっていないようだ。
「(マンチェスター・CのPKは)非常にソフトな感じだったね。ラインズマンは『PKだと思わなかった』と言っていたのに、VARで確認することになった」
「でもそれよりも、前半の場面でオンフィールド・レビューを行わなかったことに腹が立っている。主審が『ノーファウル』と言ったのかもしれないけど、2回とも最初の判定は『ノーファウル』だったんだ。なのに相手の場面ではチェックして、僕らの場面ではしていない。そこが不満だよ。判定の間に矛盾がある」
その一方で、ラムズデールは「ポジティブなことはいっぱいある。前半であんなにマン・シティを支配したチームはそう多くない。後半も良いプレーができたし、こういったビッグマッチで一定のラインを超えられるようにしたいね。毎週同じメンバーでは戦えないけど、毎週この調子でやっていきたい」と今後へ目を向けた。