アーセナルに所属するベン・ホワイトが、チームメイトの冨安健洋へリスペクトを示した。
冨安と同時期の2021年にアーセナルへ加入したホワイト。CBが本職ながら現在は右SBの主力として存在感を発揮し、2年連続の優勝争いを繰り広げたチームの軸を担っている。
「僕は遅刻が嫌いだし、そうやって育った。遅刻して怒られたり、バスに乗り遅れたりした記憶はないけど、遅刻は許されないということはみんな知っていた。早くからそう教え込まれた。リスペクトの念の一部だった」
アーセナル公式のインタビューに答えたホワイトは自身のルーツについて話した。幼少期のエピソードを披露し、その過去が現在の厳格なパーソナティに紐づいていると明かした。
「両親の存在は、僕にとって大きなものだったと思う。いつも僕をトレーニングや試合に車で絶対に遅れないように連れて行ってくれた。でも、自分自身によるものもあるかな。僕は早くから良い習慣を身につけることに熱心で、かなり若いうちから自分なりの基準を設けていた。僕はいつもそうやって自発的に動いていたんだ」
若い時期から自律できていたと話したホワイトだが「でも、サッカーの世界で育ってくると、手本となる先輩が周りにたくさんいるんだ。駆け出しの頃は、いろいろな選手から断片的なものを取り入れようとするものだが、本当に今もそうしている」と、他の選手からも取り入れる部分は多いと語る。
そして「僕のチームには尊敬する選手が何人かいるよ。例えば冨安だ」と、日本代表DFの名前を挙げ、同選手の練習の取り組み方や姿勢に対してのリスペクトの念を口にした。
「彼はクレイジーなことをするんだ!彼が準備のために行う練習や物事は、僕がこれまで知っていたサッカーとはまったく違っていた」
「また、マルティン・ウーデゴールのトレーニング方法も素晴らしいお手本だ。彼はいつもマッサージを受けたり、水風呂に入ったり、そういうことを最大限に活用している。彼の準備とプロ意識は素晴らしいよ」