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目前の試合に全集中のシメオネ、契約延長合意報道を問われて一言…「セルティックだ」

7日のチャンピオンズリーグ・グループE第4節、アトレティコ・マドリーはホームにセルティックを迎える。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、2-2で引き分けた第3節のアウェー戦と同様に、難しい試合になることを予想している。

「セルティックは彼らのホームでプレーしたときと同じようなプレーを見せるはず。フェイエノールト戦もそうだったからね。ラツィオ戦でもフェイエノールト戦でも私たちとの試合でも、彼らは戦い方を変えなかったし、いつも素晴らしいフットボールを見せている」

今季攻撃的なフットボールを見せているアトレティコはその分だけ失点が増えており、アウェーのセルティック戦、2-1で勝利したアラベス戦、そして1-2で敗れたラス・パルマス戦と、ここ3試合はすべてゴールを割られている。シメオネ監督は失点をゼロに保つ必要性も説いている。

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「失点ゼロはどんな試合でも重要だ。チャンピオンズリーグでは良質なプレー、良質な選手たちとアタッカーたちが存在し、ゴールが付き物なのは当然だが……もちろん私たちの強みは、失点ゼロの状況からスタートしているはずだ。それを変えることは考えていないし、セルティックに打撃を与えるためにも、できる限り失点ゼロの状況を続けていきたい」

シメオネ監督の代理人である妹ナタリア女史は、同指揮官と2024年まで結ぶ契約を3年間延長することで、アトレティコと合意したと報じられている。だが、そのことについて問われたアルゼンチン人指揮官は、自身の抱える“試合から試合へ”の哲学通り、目前の試合にだけ全集中していることを強調。契約延長の質問に対して、たった一言だけ返している。

「セルティックだ」

なおグループEの順位は、1位フェイエノールト(6位)、2位アトレティコ(勝ち点5)、3位ラツィオ(勝ち点4)、4位セルティック(勝ち点1)となっている。

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