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フリック・バルセロナの強さは本物だ!ハフィーニャのハット&レヴァンドフスキ弾で天敵バイエルンに4発快勝

23日のチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第3節、モンジュイックを舞台としたバルセロナ対バイエルン・ミュンヘンは4-1でバルセロナの勝利に終わった。

ラ・リーガとブンデスリーガの首位を走る両チームの対戦。バルセロナにとっては、元バイエルン指揮官フリック監督率いるチームの真価を問われる一戦だが、どうやらその強さは本物だ。

バルセロナはキックオフから1分もしない内に先制点を獲得した。ハーフウェーライン付近でフェルミンのスルーパスを受けたハフィーニャがバイエルン陣地を独走。そのままペナルティーエリア内に侵入し、GKノイアーをかわしてボールを枠内に流し込んでいる。

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その後は、早々にビハインドを負ったバイエルンがボールを保持する時間が続き、10分にはハリー・ケインがヘディングシュートを決めた。が、その直前にクンデが前進してオフサイドトラップを仕掛けており、ギリギリだったが狙い通りゴールは取り消されている。
バイエルンはめげることなく、DFラインを高く設定するバルセロナを執拗に攻め続け、18分に今度こそスコアをタイに戻す。ニャブリのクロスにハリー・ケインが飛び上がって右足で合わせ、GKペーニャを破った。

試合は振り出しに戻ったが、ここからバルセロナが攻勢を見せ(カサード&ペドリのゲームメイク、ヤマルの閃き、そしてレヴァンドフスキのポストプレーが効いていた)、立て続けにゴールを決めた。

まず36分、ヤマルのロングボールに対応しようとキム・ミンジェが飛び上がったが、読みが甘くボールをクリアし切れず。韓国人DFの頭をかすって後方に流れたボールにフェルミンが走り込むと、飛び出してきたノイアーをかわしてレヴァンドフスキにパスを送り、背番号9がシュートを決め切った。

バルセロナはさらに45分、カサードのサイドチェンジをハフィーニャが受けると、そのままペナルティーエリア手前でボールを持ち込み、詰めてきたウパメカーノの股を抜くシュートでネットを揺らしている。

2点リードで試合を折り返したバルセロナは後半、バイエルンの攻撃を受け続けることになったが、56分にこの男がさらなる一撃を決めた。今季復活を遂げたバルセロナを象徴する存在、ハフィーニャだ。カウンターの場面、ヤマルのダイアゴナルパスを胸で受けたハフィーニャは、ペナルティーエリア内に入るや否や左足を振り抜き、ボールを枠内右に沈めている。ハフィーニャは今季&キャリア2回目のハットトリックで、今季成績を13試合9得点6アシストとした。

3点ビハインドを負ったバイエルンはボールを持ち続けるも、守備にプライオリティーを置くバルセロナを相手になかなかチャンスを生み出せず。一方のバルセロナは速攻からレヴァンドフスキらがゴールを狙っていった。結局、終盤はゴールが生まれず試合は終了。2020年にフリック監督率いるチームに2-8の大敗を喫するなど、ドイツの盟主相手にここ6試合全敗していたバルセロナが、今度はフリック監督に率いられて天敵に快勝している。

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