Joao Félix Shakhtar Donetsk Barcelona Champions League 2023-24Getty Images

バルセロナ、クラシコの逆転負けから不調に陥る…CLシャフタール戦を0-1で落として今季2敗目

7日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループH第4節、バルセロナはアウェーでのシャフタール・ドネツク戦を0-1で落とした。

レアル・マドリーとのクラシコで1-2の逆転負けを喫し、レアル・ソシエダ戦では相手に圧倒されながら後半ATのアラウホ弾に勝利……バルセロナはハンブルクが舞台の試合でも、調子が悪さを露呈する。

前半のバルセロナはパス回しが遅く、ドリブル突破もなく、フィニッシュはほとんどがミドルレンジからのシュートのみ。シャフタールをまったく脅かせずいると、40分に失点を喫した。サイドチェンジのボールから右サイドを突破したゴチョレイシュヴィリのクロスから、シカンにヘディングシュートを決められている。

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後半、プレー内容にもスコアにも焦りを募らせるチャビ監督は、60分に一気に4枚の交代カードを切る。オリオル・ロメウ、フェラン、ハフィーニャ、マルコス・アロンソを下げてペドリ、ジョアン・フェリックス、ヤマル、バルデをピッチに立たせた。

その後バルセロナはJ・フェリックスの積極性と想像性、ヤマルの突破力を中心とした攻めで同点を目指す。が、シャフタールの守備は堅く、速攻からさらなる失点の危機も迎えていった。チャビ監督は82分に最後の交代枠を使い、ガビとの交代でミドルの一発があるフェルミンも投入する。

終盤、バルセロナはクロス攻撃を中心にシャフタールを攻めて立てたが、効果なし。シャフタールの速攻にも苦しめられ続け、1点ビハインドのまま試合終了のホイッスルを迎えた。ソシエダ戦では土壇場で白星を手にしたバルセロナだが、その不調ぶりがさらに浮き彫りとなり、クラシコに続く今季公式戦2敗目を喫してしまった。

これでグループHの順位は首位バルセロナ(勝ち点9)、2位ポルト(勝ち点6)、3位シャフタール(勝ち点6)、4位アントワープ(勝ち点0)に。同日に行われるポルト対アントワープ次第で、バルセロナはポルトに順位を抜かれる可能性もある。

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