バイエルン・ミュンヘンは、今夏にジャマル・ムシアラを売却する考えはないようだ。
2019年に加入したバイエルンでファーストチームデビューを飾り、活躍を続けるムシアラ。これまで公式戦161試合で43ゴール30アシスト、4度のブンデスリーガ制覇やチャンピオンズリーグ優勝を経験し、今季も公式戦36試合に出場してチームを牽引する活躍を見せている。
そんなムシアラだが、バイエルンとの現行契約は2026年夏まで。イギリス『ガーディアン』などは、今夏の移籍市場でマンチェスター・シティがトップターゲットとして狙うとも報じており、その去就に注目が集まっている。
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しかし、バイエルン側に現時点でムシアラを売却する考えはない模様。ドイツ『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルフ氏は「ジャマル・ムシアラは間違いなく非売品だ。マックス・エーベルはいかなるオファーも検討したりはしない」とし、現状について続けた。
「首脳陣全員がすでに決めている。ドイツ代表の21歳が将来の中心選手になるとされており、現時点で値札は付けられていない。しかし、彼がマンチェスター・シティを含めたトップチームの獲得リストの中に入っていることは明らかだ」
また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は「バイエルンはムシアラに対して新契約オファーを準備しており、今後協議される予定だ。現行契約は2026年6月に満了を迎え、複数のトップクラブが注視し続けていることから、昇給を含めた契約延長はクラブの最優先事項の1つだ」と伝えている。