JAMAL MUSIALA BAYERN MÜNCHEN BUNDESLIGA 27052023Getty Images

バイエルンの11連覇の立役者ムシアラ「濃密な1年だった。ほっとしている」

バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFジャマル・ムシアラが今季を総括している。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が伝えた。

バイエルンは今シーズン、監督交代など混乱した一年に。唯一残されたタイトルのブンデスリーガでは、最終節を前に2位という状況だったが、ケルン戦でムシアラが劇的な決勝点を挙げて2-1と勝利。首位ドルトムントがドローに終わったことで、11連覇を決めた。

ムシアラは「最後の最後でミュンヘンにタイトルを持ち帰ることができて、ほっとしているし、とてもうれしい」と語りつつ、舞台裏を明かしている。

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「試合前夜、ティム・グローバーの名言を読み、彼のロングインタビューを2つ見た。彼は、マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントのパーソナルトレーナーだった。彼はゾーンにいること、感情を使うこと、勝つことについてたくさん話していた。僕は得点を決めることを決意したんだ」

さらに、ムシアラは「自分にとって濃密な1年だった」と振り返る。

「自分にとって、信じられないほど勉強になるシーズンだった。素晴らしいスタートを切り、シーズン前半は非常に良いプレーをし、すべてがうまくいっていた。ワールドカップの後は、チームとしても私個人としても苦戦を強いられた。簡単さと流れがなくなっていたんだ」

なお、ムシアラは今シーズン、公式戦47試合で16ゴール16アシストを記録。来季に向けて「より良い、より安定した、より支配的なものにしなければならない」と語気を強めた。

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