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CL準決勝進出で再び評価高めるトゥヘル…残留の可能性は? バイエルンCEO「ノー。私たちは別々の方向に進む」

バイエルン・ミュンヘンCEOのヤン=クリスチャン・ドレーゼン氏は、トーマス・トゥヘル監督の進退について語った。

昨年3月にユリアン・ナーゲルスマン監督の後任としてバイエルンの指揮官に就任したトゥヘル監督。昨シーズンは逆転でブンデスリーガを制して11連覇を成し遂げたが、今シーズンは思うような戦いができず。ブンデスリーガ優勝をレヴァークーゼンに譲り、DFBポカールでは早期敗退した。

そういった成績から、2月にはトゥヘル監督が今シーズン終了後に退任することが決定。それでもチャンピオンズリーグ(CL)で準決勝進出を果たすなど、欧州の舞台で好成績を収めており、一部のファンから同指揮官の残留を求める声も上がっている。

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そんな中、2-2で終わったホームでのCL準決勝ファーストレグのレアル・マドリー戦後、トゥヘル監督が今夏以降もバイエルンに残る可能性を問われたドレーゼン氏は「それはない。あのタイミングで下された決断を基に判断しなければならない」と話し、シーズン終了後に袂を分かつことになると説明した。

「当時は違った状況だった。そして今、私たちはまた別の状況にいる。私たちの明白な目標は決勝にたどり着くこと、そしてチャンピオンズリーグを優勝だ。そうなれば、私たち全員が一緒に喜びを分かち合えるだろう。それから別々の方向に進むことになる」

なお、トゥヘル監督の後任としてバイエルンはオーストリア代表を指揮するラルフ・ラングニック監督と交渉していることが明らかになっている。

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