premier league trophy(C)Getty Images

サッカーの母国イギリス一のビッグクラブはどこ?『BBC』が“永遠の論争”を特集し、トップ10を発表

イギリス最大のフットボールクラブはどこだろうか。イギリス『BBC』ではこの論争に焦点を当てて特集を組んだ。

フットボール発祥の地ともされる“フットボールの母国”イギリス。19世紀終盤に国内リーグが開設され、長きにわたって多くのクラブが競い合ってきた。近年ではイングランドでマンチェスター・シティやリヴァプール、チェルシーがリーグ優勝を手にし、ヨーロッパでもその地位を高め、スコットランドではセルティックとレンジャーズの2強がしのぎを削っている。

そんなイギリスで最大のクラブはどこだろうか?『BBC』ではこの“永遠の論争”をテーマに特集を組み、イギリス全土の約250人のスタッフの回答を基にトップ10をランキング付けした。

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1位に輝いたのはマンチェスター・ユナイテッド。アレックス・ファーガソン監督の下で黄金期を築き、1999年にはイングランド勢として初の3冠を達成した名門だ。それに続くのがディヴィジョン1時代に絶対的な強さを誇り、近年復活を果たしたリヴァプールで、3位にはアーセン・ヴェンゲル政権下で無敗優勝を成し遂げたアーセナルが入った。

4位にはアラブ首長国連邦のオーナーの下で急成長を遂げ、2023年に3冠を成し遂げたマンチェスター・シティが入り、5位には1967年に4冠を成し遂げ、近年では日本人選手を擁してスコットランドを席巻するセルティックがランクイン。以下、6位チェルシー、7位トッテナム、8位レンジャーズ、9位アストン・ヴィラ、10位ニューカッスル・ユナイテッドとなっている。

客観的なスタッツに目を向けると、メジャートロフィーを最も獲得したイギリスのクラブはセルティックで、その数119個。1つ下回って118個を獲得したレンジャーズが2位となり、グラスゴーの2強が他クラブを圧倒。イングランド勢最高はリヴァプールで、47個のトロフィーを獲得した。

近年、クラブの人気を表す指標の1つとされるのがソーシャルメディアのフォロワー数。トップはマンチェスター・Uで『FacebooK』、『Instagram』、『X』、『Tik Tok』のフォロワー数の合計は2億1580万人に上り、マンチェスター・シティ(1億5860万人)、リヴァプール(1億4610万人)、チェルシー(1億4300万人)、アーセナル(1億630万人)が続いている。

また、財政面でもイングランド勢がトップ10を独占。2023-24シーズンの収益ではマンチェスター・Cが世界2位となる7億800万ポンドを記録。マンチェスター・ユナイテッド(6億5100万ポンド)、アーセナル(6億600万ポンド)、リヴァプール(6億400万ポンド)、トッテナム(5億2000万ポンド)がトップ5に入った。

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