Kieran McKennaGetty

三笘薫所属ブライトン、デ・ゼルビ後任候補をピックアップか…プレミア昇格に迫るイプスウィッチ指揮官マッケナに関心

ブライトンがロベルト・デ・ゼルビ監督の後任としてキーラン・マッケナ監督に関心を寄せているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。

2022年9月にチェルシーに引き抜かれたグレアム・ポッター監督の後任としてブライトンの指揮官に就任したデ・ゼルビ監督。同シーズンはアレクシス・マクアリスターやモイセス・カイセド、三笘薫らの活躍でプレミアリーグで大躍進し、クラブ史上初となる欧州カップ戦出場権を獲得した。

今シーズンこそ、ヨーロッパリーグによる過密日程や負傷者の続出に苦しみ、なかなか思うような戦いができないものの、デ・ゼルビ監督の手腕は引き続き高く評価。今夏に指揮官交代に踏み切るリヴァプールやバイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブからの関心も囁かれている。

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現段階でデ・ゼルビ監督の去就は不透明なままだが、ブライトンは同指揮官が退任を決断した場合に備えて準備を進めている模様。中でも、昨シーズンにリーグ1で2位フィニッシュを飾り、昇格した今シーズンもチャンピオンシップで躍進するイプスウィッチを指揮する37歳のマッケナ監督を注視しているようだ。

現在、チャンピオンシップ2位のイプスウィッチは最終節で勝ち点1以上を獲得すればプレミアリーグ昇格を決められる状況だ。しかし、ブライトンは同クラブの昇格可否にかかわらず、マッケナ監督へのオファーを準備する見込みだとされる。

なお、同メディアによると、マッケナ監督がどのような決断を下すかは現段階で不透明とのこと。マンチェスター・ユナイテッドのコーチングスタッフだった同指揮官に最初の機会を与えたクラブへの忠誠心が大きく作用する可能性もあるが、プレミアリーグの中堅でより資金力のあるクラブでの仕事は断るには、条件が魅力的過ぎるとも伝えられている。

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