サッカー界のレジェンドであるイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが2日、現役引退を発表した。
17歳時の1995年にパルマでトップデビューを飾ってレギュラーとなったブッフォンは、2001年に当時のGK歴代最高額の移籍金でユヴェントス入り。その後、2018年まで長らく主力を務めた後にパリ・サンジェルマンに移籍し、2019年から2シーズンは再びユーヴェでプレーした。
その後、直近の2シーズンはユースを過ごした心のクラブであるパルマに復帰。現行契約は2024年までとなっていたが、今年1月に45歳の誕生日を迎えた中、契約解除での現役引退となった。
以下に続く
ブッフォンは自身のSNSを通じて、「ここで終わろう。あなたは私に全てを与えてくれた。私も全力を尽くし、共に戦った」とメッセージを綴った。最後に在籍したパルマや長らく守護神を務めたユヴェントスも公式サイト上で惜別と感謝の声明を出している。
セリエA通算657試合に出場したレジェンドは、10度のセリエA制覇を経験。また、歴代最多の176キャップを記録したイタリア代表としても、2006年のドイツ・ワールドカップ優勝を果たし、「サッカー史上最高のGKの一人」として広く認知された。