Jurgen-KloppGetty Images

古巣ドルトムントもクロップ氏の復帰を働きかけていた模様…2年半前に「本人が希望するポスト」をオファーとの報道

ボルシア・ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)は過去にユルゲン・クロップ氏の復帰を働きかけたようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が報じている。

マインツで監督業をスタートし、ドルトムントでは2度のブンデスリーガ制覇、リヴァプールではチャンピオンズリーグ(CL)優勝とプレミアリーグ制覇を成し遂げるなど世界屈指の名将の一人となったクロップ氏。2024年夏にリヴァプール指揮官を退任後はフリーの状況が続いていた中、先日に2025年1月1日からのレッドブルグループのグローバルサッカー責任者に就任することが発表された。

一方で、05年からドルトムントのフロント入りしたヴァツケCEOも08年から7年間にわたって同クラブで一時代を築いたクロップ氏の招へいに動いていたという。『シュポルト・ビルト』では、2年半ほど前に「本人が希望するポスト」をオファーし、親交の深い同氏を迎えるためには新しいポジションをつくることや2025年12月に退職予定の自身の後継者として推薦することも考えられたと伝えられている。

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だが、クロップ氏はそのオファーを断ったとのこと。同メディア曰く、当時からすでにリヴァプール退団後には新しいことを学び、経験を積みながらより広い見識を身につけることを望んでいたため、1クラブのために働きたくなかったようだ。

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