APPELKAMP Shinta(C)Getty Images

アペルカンプ真大がクラブの『プレーヤー・オブ・ザ・シーズン』に!アンケートで82%の“圧勝“

ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属するMFアペルカンプ真大が、地元紙『ライニシェ・ポスト』のアンケートでチームの20-21シーズンの『プレーヤー・オブ・ザ・シーズン』に選ばれた。

20歳のアペルカンプはドイツ人の父、日本人の母を持つ東京生まれのMF。2015年にデュッセルドルフ下部組織に加入し、トップチームでのデビューを果たした今シーズンは負傷の影響もあり公式戦21試合の出場に留まるも、終盤の4試合連続弾を含めて6得点をマーク。さらにU-17、U―18日本代表でもプレーしたことのある同選手は先日、出場こそなかったもののU-21 EUROを制覇したU-21ドイツ代表のメンバー入りも果たしていた。

そんなアペルカンプだが、『ライニシェ・ポスト』の読者がデュッセルドルフの『プレーヤー・オブ・ザ・シーズン』に選出。同紙によると、2000人以上の読者が参加したアンケートで同選手に集まった票は82%と断トツ。アウクスブルクからレンタルのDFケヴィン・ダンソ(10%)は2位、FWクリストファー・ペテルソン(8%)は3位に入り、大差で1位に輝く格好となった。

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記者はアペルカンプのプレーについて「ボールタッチを多く見なくても、すでに差を生み出せるプレーヤーであることが分かる」「ボールタッチやピッチ上での動き、走りで難しいことを簡単に見せる」などと絶賛。「ある程度今まで通りの成長を続ければ、おそらく財政面においてもクラブにとって大事な存在となるだろう」と将来の多額での移籍の可能性も予想している。

デュッセルドルフは今季5位にフィニッシュ。夏以降、フライブルクのU-23チームから若手の指導に定評のあるクリスティアン・プロイサー氏を新監督に迎えるクラブだが、アペルカンプは新体制の下でどのような21-22シーズンを送ることになるのだろうか。

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