Shuto Machino_Holstein Kiel_Bundesliga Second(C)Getty Images

町野修斗、序盤の2得点にとどまった前半戦を振り返り「もちろんもっと点取りたい」。昇格争うキールでの活躍誓う

ブンデスリーガ2部ホルシュタイン・キールに所属するFW町野修斗はクラブ公式ウェブサイトのインタビューで、これまでのシーズンを振り返り、後半戦に向けて意気込みを語った。

現在24歳の町野は昨夏に湘南ベルマーレから4年契約でキールに加入。新天地ではすぐさまレギュラーの座をつかみ開幕4試合でPKによる得点を含む2ゴール1アシストと好スタートを切るも9月末からベンチスタートが増え、得点から遠ざかった。とはいえ、ほかのFWの長期離脱もあり、昨年ラストの2試合はスタートし、ウィンターブレイク明けも先発起用が続く可能性が高いかもしれない。

そんな町野だが、インタビューではこれまでの自身のパフォーマンスやドイツ語力などについて言及。「ブンデスリーガ2部は自分が想像していた通りで、非常にインテンシティが高く競争が激しいと思います」とリーグの印象を語るFWは、「前半戦は2ゴールしか挙げられなかったので、後半戦はもちろんもっと点取りたいです。もちろん、それによりもっと自信がついて、そのほかの部分でももっと上手くいくと思いますから」と意気込む。

以下に続く

ピッチ内外のコミュニケーションで理解度が上がったか問われた町野は笑顔を浮かべながらドイツ語で「ナテュアリヒ!」(「もちろん!」)と即答。一方、「最初の頃よりは理解できるようになりましたが、ドイツ語の勉強は簡単なことではないですね」と認めると、ほかのチームに所属する日本人選手とは「試合後にいつも少し話したりしますね。こういった情報交換はとても興味深いです」とも明かしている。

またキールは今月4日、カタール・ワールドカップで日本代表のテクニカルスタッフだった佐藤孝大氏を5月31日までの契約でビデオアナリストとして迎えたことを発表。当時日本代表の一員だったため、面識がある町野は「佐藤さんがここにいるのはとても助かります。彼とは日本語話せますし、時々通訳もお願いできますからね」と同氏のスタッフ入りを歓迎した。

なお勝ち点35のキールは現在、ザンクト・パウリ(33ポイント)やハンブルガーSV(31ポイント)を抑えて首位。年末は日本で「充電し、新たなエネルギーでチームに戻ることができました」とも語る町野は2024年はこのチームでどのようなプレーを見せるのだろうか。

広告