ブンデスリーガ2部シャルケでプレーする日本代表DF板倉滉は、今夏以降にも同クラブに残りたいようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』で語った。
板倉は昨夏にマンチェスター・シティから買い取りオプション付きのレンタルでシャルケに加入。移籍直後のリーグ戦に途中出場してからの公式戦20試合すべてに3バックの1人として先発し、2ゴールをマーク。早い段階から絶対的なレギュラーに定着し、シャルケは1部復帰が決まれば買い取りオプションを行使すると以前から伝えられている。
そんな板倉だが、『シュポルト・ビルト』のインタビューで現在5位につけるチームの状況について言及。「首位との差はわずか勝ち点2なので、2部のマイスターとしての昇格も可能かと考えます」と指摘すると、そのためには「前向きな姿勢」と「集中力を切らさないこと」が大事だと強調した。
また、プレーにおける課題も指摘。「例えば、試合中のちょっとした戦術の調整をより上手く実行に移さなければいけません。そういう部分ではまだ向上の余地がありますね」と語ると、「チームとしてハーフタイムのミーティングなしでピッチ上で何故何かが上手くいかなく、どう改善できるかを素早く見極められなければいけないです」とも述べている。
一方で、シャルケの1部復帰に疑問はない。「僕にとって、昇格を逃すことは選択肢にないです。頭にそういう考えはありません。サッカー選手なら誰も一番上のリーグでやりたいでしょう。僕はそれがシャルケで実現すると確信しています」と自信を覗かせた。
背番号3はまた、今夏以降の自身の去就についてもコメント。「ここが居心地良く、長期的にシャルケでプレーすることを望んでいます」と残留希望を明かしつつ、完全移籍移行に向けての交渉はまだ行われておらず、「自分1人で決められることではないので」と去就は所属元のマンチェスター・Cとシャルケ間の交渉によると認めていた。
今週2/26(土) 長谷部誠＆鎌田大地が王者・バイエルンに挑む！「フランクフルト×バイエルン」ブンデスリーガ全試合LIVE配信！
