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相馬勇紀、カーザ・ピア退団が正式決定…完全移籍には移行せず、名古屋グランパスに帰還へ

カーザ・ピアは、相馬勇紀の退団を発表した。

名古屋グランパスでプレーし、日本代表デビューを飾り、東京オリンピックにU-24日本代表としても出場した相馬。近年日本市場に注目が集まる中、2023年1月に期限付き移籍でポルトガルのカーザ・ピアに加入した。

加入1年目の半年間でプレー可能な試合すべてに出場するなど、公式戦19試合で2ゴール2アシストを記録した相馬は、昨夏に期限付き移籍が延長され、今シーズンもカーザ・ピアでプレー。結果を残せず、ベンチを温める時期もあったが、シーズン後半にはリーグ戦4試合で3ゴール1アシストを記録する好パフォーマンスを見せたりと、公式戦37試合で5ゴール3アシストをマークしてチームのトップハーフフィニッシュに貢献した。

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しかし、先日から相馬の去就は不透明に。カーザ・ピアが買取オプションを行使しない可能性が浮上し、そして26日に日本代表MFの退団が発表された。

クラブは公式ウェブサイトで「カーザ・ピアは、フェルナンド・ヴァレラ、アンジェロ・ネト、ルーカス・パエス、ジョアン・ヌネスの退団を正式に発表する。さらに、保有クラブに帰還するサムエル・フスト、アンドレ・ラクシミカント、ユウキ・ソウマのローン終了も報告する」と伝え、退団する選手たちを労った。

「私たちのユニフォームを着用する期間に示した献身性やプロフェッショナリズムに対して選手全員に感謝している。彼ら全員のプロフェッショナルとプライベートでの成功を祈っている。一度ギース(カーザ・ピアの愛称)になれば、これからもギースだ!」

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