元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノ氏は、クリスティアン・ヴィエリ氏がTwitch(ツイッチ)上で展開する『Bobo TVチャンネル』に出演し、古巣のインテルに苦言を呈した。
2月28日のジェノア戦で3-0と快勝してリーグ戦5連勝を収め、セリエAで単独首位を走るインテル。チームのパフォーマンスに満足した指揮官のアントニオ・コンテは試合終了後、『スカイスポーツ』のインタビューに対し、「チャンピオンズリーグ(CL)で勝ち残っていたら、実力を発揮できたはずだと思う」などと豪語した。
一方、スクデット争いに関しては「常に優勝を目指すべきだが、CLで敗退したからといってスクデット獲得を誓えるわけではない」とも語っている。カッサーノ氏は、そんなインテル指揮官に苦言を呈しつつ皮肉を述べた。
「確かにインテルは一番強いかもしれない。スクデットを獲得する義務があり、優勝するかもしれない。しかし美しいカルチョは見せていない。インテルの攻撃パターンが2つか3つしかなく、(ロメル)ルカクにボールを放り込んでそこからすべてが始まる。パリ・サンジェルマン(PSG)やマンチェスター・シティなどと比較すると、CLでのインテルは滑稽なものだった。順位表はシャフタール(ドネツク)よりも下だったからね」
「インテルは特にヨーロッパレベルにおいて、良いプレーを見せることができていない。そしてイタリアで週1回、試合をするだけだ。コンテは自身が(ジョゼップ)グアルディオラではないことに気づいたのだろうか?CL優勝を懸けて戦えたはずだって?俺たちをからかっているつもりなのか。しかし俺はバカではない。セリエAは二流のリーグであり、ヨーロッパの大会は別物。支配したって?何を支配するつもりなんだ?」
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