コパ・アメリカ準々決勝が行われ、ウルグアイ代表とブラジル代表が対戦した。
ウルグアイはフェデリコ・バルベルデ、ロナルド・アラウホ、ダルウィン・ヌニェスといった主力選手が先発。ブラジルもロドリゴ、エンドリッキ、エデル・ミリトン、マルキーニョスといったスター選手がずらりと揃った。ヴィニシウスは出場停止で、ハフィーニャが先発に入った。
ウルグアイがニコラス・デ・ラ・クルスのセットプレーから好機を作るも、31分にアクシデント。アラウホが負傷での交代を余儀なくされ、ホセ・マリア・ヒメネスが入った。35分、右サイドからナイタン・ナンデスのクロスにフリーでヌニェスが合わせる。だが、シュートは枠内に飛ばず。ブラジルも直後にハフィーニャがドリブルで抜け出し、右足で狙うもGK正面を突いた。前半をスコアレスで終えている。
後半に入っても拮抗した展開が続いていたが、74分にナンデスが危険な足の裏を見せたタックルで一発退場に。ウルグアイは右サイドバックを失い、10人で数的不利となってしまう。ブラジルはその後サヴィーニョやアンドレアス・ペレイラ、エヴァニウソン、マルティネッリら攻撃的なカードを追加。だが、ウルグアイがタイトな守備を続け、結局90分間で得点は生まれずにPK戦へと突入する。
ウルグアイは1人目のフェデリコ・バルベルデが成功した一方、ミリトンのキックはGKロシェが見事にストップ。さらに、ブラジル3人目のドウグラス・ルイスもポストに当てて失敗するも、直後のヒメネスのキックはアリソンがセーブ。それでも、ウルグアイは5人目のウガルテが成功させ、準決勝進出を決めた。ウルグアイは13年ぶりのコパ・アメリカベスト4となった。