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なぜデ・ゼルビはブライトンを去るのか?電撃退任の要因となった会長との“溝”を有力メディア分析

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ロベルト・デ・ゼルビ監督が今季限りで退任することが決まったブライトン。有力メディア『The Athletic』がその理由を分析した。

昨季途中就任からブライトンをクラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場に導いたデ・ゼルビ監督。大きな期待を持って新シーズンに突入したが、過密日程の影響もあってケガ人が続出することに。指揮官自身も対応に苦戦したことを認め、ELではラウンド16で敗退、プレミアリーグでは最終節を前に10位と、ボトムハーフでシーズンを終える可能性もある。

すると18日、ブライトンはデ・ゼルビ監督が今季限りで退任することを発表。19日にホームで行われるマンチェスター・ユナイテッド戦がラストマッチになると明かしたが、この電撃発表は現地で大きな衝撃を与えている。

以下に続く

『The Athletic』は今回の退任劇について、「結局1つの核心的な問題に集約される」とし、デ・ゼルビ監督とトニー・ブルーム会長の間に移籍市場への考え方における和解できない“溝”があると分析。「ブルームはこれまでうまく機能してきた原則を変えるつもりがない。一方でデ・ゼルビも、前に進むために何が必要かという強い信念を持っている」としたが、「ブライトンの選手補強は大きく分けて2つのカテゴリーがある」と続けた。

「1つは、ブルームが独自で確立したデータバンクとスカウト網を組み合わせ、比較的低コストで発掘できる10代~23歳以下の選手たち。このアイデアは、再販価値が何倍になるまで改善できるということ。このカテゴリーには、三笘薫、シモン・アディングラ、フリオ・エンシソなど例に溢れている」

「もう1つのカテゴリーは、ダニー・ウェルベックやジェームズ・ミルナー、アダム・ララーナなど、トップクラブでタイトルを勝ち取ってきた30代の選手たち。全盛期を過ぎてピッチ上で中心とはなれないかもしれないが、ロッカールームに威厳をもたらし、若い選手の教育をサポートする」

「そしてデ・ゼルビは、この2つのカテゴリーの間に入る選手をもっと増やしたいと考えている。実績を持つ20代半ば~後半、あるいは30代前半の選手だ。だがこれらの選手は移籍金・給与が高額になり、ブライトンのモデルには当てはまらない」

「過去2回の移籍市場での取引が決定的になった。デ・ゼルビは夏にフリーのマフムド・ダフードの獲得を推し進め、ブルームも渋々応じていたが、最終的にはうまくいかなかった。そして1月、ブルームは将来に向けた契約に集中することを望み、800万ポンド以下でバレンティン・バルコを獲得。しかし、デ・ゼルビはバルコがプレミアリーグで戦える準備ができていないと感じていた」

そして「2022年9月の就任時にもこの移籍戦略は明らかだったが、監督が1月のサポートを望んでいたのは間違いない」と指摘。「デ・ゼルビはブライトンを新たなレベルに引き上げた優秀な監督だ。彼を欲しがるクラブは後を絶たないだろうし、彼の期待する移籍戦略を持つクラブであればさらに成功する可能性もある」と、今後を予想している。

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