Emiliano-Martinez(C)Getty Images

イエロー2枚で退場なし!?"お騒がせ"アルゼンチン代表GKがPK戦で再び挑発行為。圧巻の2本セーブも珍場面に注目集まる

2023-24シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ(EUCL)は18日に準々決勝セカンドレグが各地で行われ、アストン・ヴィラがリールをPK戦の末に勝利して準決勝に駒を進めている。

この試合で注目のシーンが起きた。2戦合計2-2のまま延長戦が終了したPK戦。アストン・ヴィラの守護神エミリアーノ・マルティネスがゴールマウスに立つと、サポーターに「黙れ」というジェスチャーをしたり、相手選手を挑発したりするなどマインドゲームを徹底的に仕掛ける。

すると、見兼ねた主審が非紳士的な行為を続けるアルゼンチン代表GKにイエローカードを提示した。試合中(38分)にすでに警告を受けていたために退場かとファンも一時騒然となかったが、ピッチから出ることはなく引き続きPKに参戦して2本のセーブ。勝利に貢献した。

以下に続く

異例な事象となったために「なぜ退場しなかったのか」ということがSNS上でも議論となったが、サッカーの国際規則には「試合後にPK戦が行われる場合、試合中に競技者およびチーム役員に示された注意や警告は、PK戦に繰り越されない」と規定が存在。よって、マルティネスは退場を免れていたようだ。

2022年のカタールワールドカップでもアルゼンチン代表GKとして優勝に導いていたが、同じような挑発的な行為が話題となっていたために今回の試合でも注目を集めることに。決勝でフランス代表相手に見せたPK2本止めに続き、またもフランスのチームに圧巻の2本セーブ。ずる賢いプレーぶりは未だに健在だった。

広告