Ange PostecoglouGetty

元横浜F・マリノス指揮官ポステコグルーがイングランド新指揮官候補に浮上?FA幹部が豪州時代から動向注視し、高く評価と報道

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がイングランド代表の新指揮官候補に入ったようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。

2018年から指揮した横浜F・マリノスでJ1リーグ優勝を成し遂げたポステコグルー監督は、その後引き抜かれたセルティックで古橋亨梧や前田大然ら複数の日本人選手を率いて2シーズン前にはスコットランド国内3冠を達成。この手腕が高く評価されて、同指揮官は昨夏にイングランドの強豪の1つであるトッテナムの指揮官に就任した。

ポステコグルー監督はトッテナムで、多くの負傷者を抱えながらも、シーズン序盤からチームの躍進を支え、5位フィニッシュで2シーズンぶりのヨーロッパカップ戦出場権獲得に導いた。

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これを受け、ポステコグルー監督に対しては現在、イングランドサッカー協会(FA)からの関心が届いている模様。2016年から8年間にわたってイングランドを指揮してきたガレス・サウスゲート監督がEURO2024決勝でスペインに敗れた後に退任し、FAは新指揮官探しを開始した。

『テレグラフ』によると、FAのテクニカルディレクターを務めるジョン・マクダーモット氏は、ポステコグルー監督を高く評価している模様。横浜F・マリノスを率いる前にはオーストラリア代表を指揮した経験もあり、当時からマクダーモット氏は同指揮官の動向を注視していたと伝えられている。

イングランドの新指揮官候補には、ポステコグルー監督のほかにも、元チェルシーのグレアム・ポッター監督や同じく元チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督、ニューカッスル・ユナイテッドを指揮するエディ・ハウ監督らの名前が浮上。しかし、9月にはUEFAネーションズリーグを控えることから、FAはU-21チームを指揮するリー・カーズリー監督に暫定的にチームを託す可能性がある。

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