Thomas Tuchel Announced As New England ManagerGetty Images Sport

3人目の外国人監督誕生に危機感…OBネヴィル「イングランド出身指揮官はマンネリ化している」

イングランド代表OBギャリー・ネヴィル氏は、トーマス・トゥヘル新監督就任について持論を展開した。

ガレス・サウスゲート前監督がEURO2024終了後に退任し、リー・カーズリー暫定監督の下で戦っていたイングランド代表。正式な指揮官に大きな注目が集まっていたが、16日にトゥヘル新監督と契約を結んだことを発表。来年1月1日から2026年ワールドカップまで指揮を執ることが決まっている。

この結果、男子イングランド代表としてはスヴェン・ゴラン・エリクソン氏、ファビオ・カペッロ氏に続く3人目の外国人監督の就任が決定しているが、OBネヴィル氏は「おそらく招聘できる中で世界最高の指揮官と契約した」と評価。一方で、「これは戦略的な決断というよりも、過去2週間で起きたことを踏まえた本能的な決断のように感じる」とも指摘した。その上で、外国人監督が指揮を執ることについて持論を展開している。

以下に続く

「トーマス・トゥヘルが他のイングランド人監督より優れていると認めることは、我々自身を傷つける行為だ」

「イングランド人指揮官に関して、我々はマンネリ化している。チームを指揮するという点では最も尊敬されていない大国の1つだと思う。スペインやドイツ、イタリア、ポルトガルのコーチはそのプレースタイルや哲学で有名だ」

「だが、イングランド人としての明確なアイデンティティはもうない。スタイルを築いておらず、そうした独自のスタイルを築いた監督はもういないんだ」

広告