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スコアレスドローのベルギー代表、2位通過でフランスと対戦!ルーマニアが首位、スロバキアが3位でベスト16へ

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現地時間25日、EURO2024はグループステージ第3節が行われ、グループEではウクライナ代表対ベルギー代表とスロバキア代表対ルーマニア代表が行われた。

2試合を終え、全チームが1勝1敗の勝点3で並んでいるグループE。すべてのチームに突破の可能性が残っている中、初戦でスロバキアに敗れるという波乱の幕開けとなったベルギーは、3-0と快勝したルーマニア戦で出場停止となったルケバキオに代わってトロサールを先発で起用した。

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ジンチェンコ、ヤルモレンコがベンチスタートのウクライナに対し、先にチャンスを作ったのはベルギー。7分、左サイドからカットインしたデ・ブライネのスルーパスに、ルカクが抜け出す。エリア内左で決定機を迎えるが、左足のシュートはうまくミートせず、GKトルビンがセーブした。

その後もベルギーがボール保持で上回るものの、ウクライナも守備ブロックを築いて思うようにチャンスを作らせず、カウンターから一発を狙う。33分、右サイドからのFKをデ・ブライネが意表をついて直接狙うも、ワンバウンドしたボールはゴール右へとわずかに外れた。

互いに決め手を欠き無得点のまま迎えた後半、ベルギーが攻勢を強める中、ウクライナは57分に足を痛めたマイコレンコに代わってジンチェンコが投入される。ベルギーも62分にティーレマンスとトロサールを下げてカラスコとマンガラを投入する。

73分にはルカクのポストプレーからカラスコが強烈なシュートを放つが、これはGKトルビンが素晴らしい反応ではじき出した。

勝てなければ敗退が決まるウクライナも必死の攻めを見せるが、GKカステールスの牙城を崩すことは叶わず。最後まで互いにゴールが生まれないまま、スコアレスドローに終わった。

一方のスロバキアとルーマニアの試合は、前半から試合が動く。まずは24分、右サイドからクツカが入れたダイレクトクロスを、ゴール前のドゥダが戻りながらのヘディングをゴール右へと叩きつけ、スロバキアが先制する。

ルーマニアも33分、ペナルティーエリア右で仕掛けたハジが倒されてFKを獲得。しかしVARの結果、ファールを受けた位置がギリギリエリアの中だったとしてPKに変更となり、このPKをラズバン・マリンが決めてルーマニアが同点に追いついた。

後半は突如として降り始めた大雨の中、互いに惜しいチャンスも作り出したものの、ドゥブラフカとニツァ、両守護神の好守もありゴールは生まれず。1-1のドローに終わった。

この結果、全チームが勝点4で並んだ中、得失点差と総得点でルーマニアが首位、ベルギーが2位となり、スロバキアが3位でベスト16入りを果たした。2位となったベルギーは決勝トーナメントでグループDの2位、フランス代表と対戦する。

■グループE結果

ウクライナ 0-0 ベルギー

スロバキア 1-1 ルーマニア

スロバキア:ドゥダ(24分)

ルーマニア:R・マリン(37分PK)

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