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現地時間25日、EURO2024はグループステージ第3節が行われ、グループDではフランス代表対ポーランド代表とオランダ代表対オーストリア代表が行われた。
ともに勝点4で並ぶフランスとオランダ、どちらが首位通過を果たすのか。3位につけるオーストリアの逆転突破はあるのか―。
オーストリアとの初戦で鼻骨を骨折しオランダ戦を欠場したエンバペが、フェイスガードを着けて先発復帰を果たしたフランスは、立ち上がりからデンベレ、バルコラの両翼が積極的に仕掛けていく。しかし、すでに敗退が決定しているものの、負傷欠場していたレヴァンドフスキが復帰したポーランドも一矢報いるべく、体を張った守備でフランスの猛攻に耐えていく。
守護神スコルプスキの好守もあって無失点で前半を乗り切ったポーランドは、後半もフランスの猛攻に晒されながらもギリギリのところでしのいでいく。しかし迎えた55分、エリア内に侵入したデンベレをキヴィオルが倒してしまいPKを献上。このPKをエンバペが決め、ついにフランスが均衡を破った。
グリーズマンやジルーを投入したフランスがこのままリードを守り切るかと思われたが、75分にVARでウパメカノのエリア内のファールを取られ、ポーランドにPKが与えられる。このPKをレヴァンドフスキが蹴ると、GKメニャンがストップしたものの、前に出ていたとして蹴り直し。今度はレヴァンドフスキが決めてポーランドが同点に追いついた。
追いつかれたフランスはコロ・ムアニ、フォファナを投入してゴールを狙いに行くが、ゴール前を固めるポーランドの堅守を打ち破れず。勝ち点1を得るにとどまった。
一方、得失点差で同じ勝点のフランスよりも優位に立つオランダだが、6分に左サイドを駆け上がったプラスの折り返しを、ゴール前で待つアルナウトビッチの手前でマレンがスライディングでブロックするも、このボールがそのままゴールに決まってしまい、オウンゴールでオーストリアが先制する。
その後もオーストリアのペースで試合が進み、35分にはフェールマンに代えてシャビ・シモンズを投入。前半のうちにクーマン監督が動いたオランダは、後半開始早々にX・シモンズのラストパスを受けたガクポがゴール右へと決めて同点に追いつく。
しかし59分、エリア内左に侵入したグリリッチュの折り返しを、ゴール前のシュミットが頭で合わせてオーストリアが再びリードを奪う。またも追いかける展開となったオランダだが、75分にガクポの左クロスをヴェグホルストが落とし、最後はメンフィスがボレーで合わせて再びオランダが同点に追いついた。
シーソーゲームの決着は80分、エリア内左に侵入したザビツァーが角度のない位置から左足で逆サイドネットに突き刺し、またしてもオーストリアが勝ち越しに成功。オランダも最後までゴールを目指したが、逃げ切ったオーストリアが2勝目を挙げ首位に浮上した。
首位通過を果たしたオーストリアは、決勝トーナメントの初戦でグループFの2位と対戦。2位通過のフランスはグループEの2位と対戦し、オランダは3位に転落したもののベスト16入りを果たしている。
■グループD結果
フランス 1-1 ポーランド
フランス:エンバペ(56分PK)
ポーランド:レヴァンドフスキ(79分PK)
オランダ 2-3 オーストリア
オランダ:ガクポ(47分)、メンフィス(75分)
オーストリア:OG(6分)、シュミット(59分)、ザビツァー(80分)