キャリアモードは、『FIFA』シリーズで最も人気のあるゲームモードのひとつで、『FIFA 22』でも改善されている。
今作の主な変更点は、「クラブの作成」が追加されたこと。これにより、自分の地元のチームをデータベースに追加し、国内や大陸での栄光を手にすることができる。『Goal』では変更点を紹介していく。
新クラブ作成
EA Sports監督キャリアでは、カスタムクラブを追加し、好きなリーグに所属させたり、ライバルクラブを作ることができるようになった。
クラブのアイデンティティーを作成する際には、名前や略称を選ぶだけでなく、クレスト、キット、スタジアムをカスタマイズすることができる。キットとクレストには何十種類もの選択肢があり、特定の形、デザイン、色を選択して、新しいクラブをよりリアルにすることができるだろう。
また、色、ピッチパターン、ネットの形などを変えて、スタジアムをカスタマイズすることもできる。
クラブを設立した後は、選手を作成し、全体的なスターレーティングや年齢プロファイルを設定。次に、役員の期待値と移籍予算を設定して、トップへの道を選ぶ。
選手キャリア
EA Sports監督キャリアに加え、選手キャリアも拡張されてよりリアルに自らの道を切り開くことができるようになった。
自分の選手を交代で出場させることができるようになり、交代した瞬間に試合を開始することもできるようになった。
さらに監督の評価も追加。パフォーマンスに対するフィードバックや個々の試合目標が設定される。監督に好印象を与えれば、スタメンの座を獲得することができるだろう。同様に、代表監督の間でも監督評価が設定され、招集されるかどうかに影響する。
作成された選手には成長の道が用意され、試合の目標を達成するとXPとスキルポイントがアンロックされる。XPは「プレーヤーキャリアスキルツリー」で使用でき、選手の成長や向上させる要素を決定することができる。
控室の雰囲気とストーリー
選手キャリアをよりリアルに感じるために、毎試合の終わりにシネマティックシーケンスが追加された。これは、近年のNHLなどでもよく見られるもので、自分自身のパフォーマンスやチームのパフォーマンスに関する情報が表示される。
また、移籍交渉の画面もより現実に近いものとなり、契約交渉も含まれるようになった。
エキスパンドストーリーでは、マン・オブ・ザ・マッチや月間最優秀監督賞の受賞、50試合や100試合の出場など、特定の実績や節目に焦点を当てている。次世代機プレイステーション5やXbox Series X and Sであれば、試合前のシーケンスも表示されるようになっている。
その他変更点
『FIFA 22』では、ヨーロッパのクラブにとって3つ目の主要大会として、UEFAカンファレンスリーグが追加。
メニューに表示されるスクリーンショットが改良され、よりバラエティに富んだものに。また、試合や大会のパフォーマンスに合わせて画質が向上している。