Blue-Card(C)Getty Images

サッカーで"シンビン"が本格採用へ…来季の英・FA杯で「ブルーカード」導入と報道。審判への異議などで10分間の退場処分に

サッカーのルールにラグビーで採用されている10分間退場処分の"シンビン"が本格的に試験採用されるようだ。

昨年11月末に国際サッカー評議会(IFAB)によって試験的に導入する意向が表明されていたシンビン。ルール試行の一環として、シンビン用に新しい「ブルーカード」が導入されると『The Athletic』が伝えた。

ブルーカードは、イングランドサッカー協会(FA)によって来年の男女FAカップでテストされる可能性があるとのこと。IFABは3月2日にスコットランドのロッホ・ローモンドで開催される次回の年次総会で、より上級レベルの試合での試行を承認する予定だとしている。

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そのほかの議題には、選手間での揉み合いの後の「クーリングオフ・ピリオド」の試行、コーナーキックを与えたあとに遅延行為をしたゴールキーパーを罰すること、チームのキャプテンだけがレフェリーに近づくことを認めることなどが含まれている。

ブルーカードは主に審判員に異議を唱えた選手などが対象となり、与えられた選手は10分間の退場処分となる。選手は自チームのテクニカルエリア(ベンチ前)に行くか、ピッチを離れ他の選手以外のスタッフとともにタッチラインから見守らなければならないとのこと。

また、FAのグラスルーツ・ガイドには、ゴールキーパーも他の選手と同じルールが適用され、シンビンの対象となると書かれている模様。同ガイドには「GKが退場となった場合、他の選手はゴールに入らなければならなくなり、チームは10人でプレーする」と記されていることが紹介されている。

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