元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏が、バロンドールを初受賞したカリム・ベンゼマを称えた。
昨シーズンの公式戦で44ゴールを記録し、レアル・マドリーのラ・リーガ優勝とチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献したベンゼマ。フランス代表としてもUEFAネーションズリーグ初優勝の立役者になるなど、2021-22シーズンを通してクラブと代表チームで大活躍を見せた。
この活躍を受け、当初から2022年バロンドールの最有力候補とされた下馬票通り、ベンゼマは17日の授賞式で史上2番目に最年長となる34歳にして初めて、世界最高の選手に送られるトロフィーを受賞した。
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レアル・マドリーで同選手を指揮した1998年の受賞者ジダン氏は、フランス人選手として24年ぶりにバロンドールに輝いたベンゼマについて「彼がフランスの歴代最高のストライカーかって?誰にも各々のお気に入りの選手がいるだろう。ジャン=ピエール・パパンと言う人もいるだろうし、ミシェル・プラティニと話す人もいるだろう」と話し、自身の見解を続けた。
「しかし、私にとってはカリムだ。なぜなら、私は以前から彼のことを知っているし、彼にふさわしいものが何であるかをわかっていた。いずれにせよ、彼はとても偉大なものにふさわしい選手だ」
「彼がこれからもレアル・マドリー、フランスチームとともに長期間にわたって記録を更新し、ピッチ上で輝き続けることを祈っている。彼にはさらなる高みを目指せるだけの能力がある」