ジョージア代表のクヴィチャ・クヴァラツヘリアとウィリー・サニョル監督は、EURO2024本戦出場権獲得に歓喜した。
26日のEURO2024予選プレーオフ決勝でジョージアはホームにギリシャを迎えた。試合はスコアレスが続き、延長戦に入っても決着がつかず、勝敗の行方はPK戦に。ギリシャが2人失敗したのに対して、ジョージアは4人が成功し、この結果今夏のEURO2024本戦出場が決まった。
ジョージアにとって史上初となる主要国際大会出場権を獲得した後、チームの中心選手であるクヴァラツヘリアはインタビューで「僕たちは団結したチームで、選手たちはチームのためにプレーしている。僕たちはとても一生懸命だったし、結束の強いチームだ。ピッチ上でもそれを示した。僕たちはこの勝利にふさわしかったし、コーチやスタッフ、チーム、そして応援してくれたみんなに感謝したい」と喜びを語った。
また、フランス代表として2006年ワールドカップ決勝進出を果たすなどの実績を残し、現在ジョージアを指揮するサニョル監督は会見の中で喜びをあらわにした。
「以前には私が退任することになると考えていた人たちもいただろう。この結果こそまさに私がみんなに伝えようとしていたものだ。何かを成し遂げたいと思うのなら、時間がかかるものだ。フットボールにおいて、1カ月や6カ月ですべてのものを変えることはできない。いつだって時間がかかるんだ」
「今日の感情を味わえるのなら金を払ったっていい。私は幸せで、ここから退任することを考えたことなんて一度もない。いい気分だ。この3年間いい気分だったし、私の周りには最高の人たちがいる。これが最も大切なことだと思う」