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開催国ドイツ代表が2連勝!主将ギュンドアンの1G1Aでハンガリー代表に完封勝ち

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現地時間19日、EURO2024はグループリーグ第2節が行われ、グループAでは開催国ドイツ代表がハンガリー代表と対戦した。

5-1と快勝した初戦のスコットランド代表戦とまったく同じメンバーで臨んだドイツに対し、スイス代表に1-3と敗れて後のないハンガリーは最終ラインのアッティラ・サライとラングに代えてボラとダールダイを先発起用。前回大会では引き分け、ネーションズリーグでは勝利もしている古豪ハンガリーが、白星発進で勢いに乗る開催国を相手に再び勝ち点を奪えるかが注目された。

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開始早々、ギュンドアンのパスを奪ってハンガリーがカウンターを仕掛けると、キミッヒと入れ替わったローランド・サライが抜け出しチャンスを迎えるが、ここはGKノイアーがブロックして事なきを得た。

出鼻を挫かれたドイツはその後もハンガリーの堅固な守備ブロックとインテンシティの高い対人守備に手を焼き、ヴィルツ、ムシアラの打開力をなかなか発揮することができない。それでも11分、リュディガーのロングパスに抜け出したハヴァーツが、一度はオルバンに体を入れられるも入れ替わって至近距離からボレーシュート。しかし、これはGKグラーチの素晴らしい反応に阻まれてゴール左へと外れた。

徐々にハンガリーの守備網を掻い潜る回数が増えていったドイツは22分、ヴィルツからの横パスをペナルティーエリア手前で受けたムシアラが、エリア内に走り込んだギュンドアンにラストパス。トラップが大きくなってオルバンに体を入れられるが、オルバンがバランスを崩して倒れると、こぼれ球を拾ったギュンドアンがキープして落としたボールをムシアラが押し込み、ドイツが均衡を破った。

先制を許したハンガリーもすぐに反撃。26分、ペナルティーエリア手前左からのFKをソボスライが直接狙うと、枠を捉えた鋭いキックはGKノイアーがかろうじてはじき、こぼれ球を押し込まれるも再びノイアーが足で搔き出した。

さらに29分、カウンターからケルケズのパスをゴール前で受けたソボスライが左足ボレーで狙うも、これはシュートコースに入ったターがブロックしてCKへと逃れた。

アディショナルタイムには左サイドからのソボスライのFKをオルバンが頭で合わせると、ゴール右へと飛んだボールはGKノイアーがはじいたものの、こぼれ球をR・サライが頭で押し込みネットを揺らす。しかし、これはオルバンのオフサイドによりノーゴールとなった。

ドイツが1点をリードして迎えた後半、追いかけるハンガリーがシンプルなロングボールを起点にドイツゴールへと迫る。追加点の欲しいドイツは58分、ハヴァーツとヴィルツを下げてフュルクルクとザネを投入するが、ハンガリーは60分、ロングパスを左サイドで受けたケルケズのクロスをゴール前のR・サライが頭で合わせる。しかし、これはゴール左へとわずかに外れた。

やや我慢の時間帯が続いていたドイツだが、67分にムシアラのパスをペナルティーエリア左で受けたミッテルシュタットがダイレクトで折り返すと、ゴール前でフリーとなっていたギュンドアンが左足でゴール右へと流し込み、ドイツが待望の追加点を手にした。

2点のリードを得たドイツは72分、ムシアラとアンドリッヒを下げてフューリッヒとジャンを投入。ハンガリーも巨漢のアダムを投入するなど手を尽くすが、試合はドイツペースで進んでいく。

アディショナルタイムの3分間もハンガリーの反撃をゼロに抑えたドイツが、開幕2連勝を飾った。ドイツはこの後行われるスコットランド対スイスの結果次第で、最終節を待たずしてグループ2位以内が確定する。

グループリーグ最終節は22日に行われ、ドイツはスイスと、ハンガリーはスコットランドと対戦する。

■試合結果

ドイツ 2-0 ハンガリー

■試合結果

ドイツ:ムシアラ(22分)、ギュンドアン(67分)

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