guardiola Carragher(C)Getty Images

ペップ「優勝したことない」、キャラガー「FFP違反すればできた」…“舌戦”が現地で話題に!

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、イギリスの解説陣の発言に反応している。

現在プレミアリーグを三連覇中のマンチェスター・C。迎えた今季も好調を続けていたが、チェルシー(4-4)、リヴァプール(1-1)、トッテナム(3-3)と強豪相手に3試合連続でドローが続いており、首位のアーセナル(1試合消化多)とは6ポイント差の3位に転落している。

そして前節のトッテナム戦の引き分け後、『スカイスポーツ』で解説を務めるジェイミー・キャラガー氏やギャリー・ネヴィル氏、さらにクラブOBでもあるマイカー・リチャーズ氏などは、三連覇後にモチベーションを保つことの難しさなどを指摘し、マンチェスター・Cの四連覇は厳しいとの見解を示していた。

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これについて6日のアストン・ヴィラ戦へ向けた会見で問われたグアルディオラ監督は、「リヴァプール戦やトッテナム戦のレベルを維持できれば、優勝できると感じている」と話し、解説陣に反論している。

「評論家たちについて言うことはないね。間違っているかもしれないが、自己満足ではないと思うよ。私は選手たちをよく知っているし、どれほど走るかも知っている。我々の姿勢は傑出しているはずだ。ギャリー・ネヴィルはそれがどれだけ難しいか知っているはず。もし簡単であれば、彼はマンチェスター・ユナイテッドで四連覇していただろうね。だが、それは起こらなかった」

「私は選手が最後までどう戦い続けるかを見てきた。もしかしたら私が間違っていて、彼らには私が見えていないものすべてが見えているのかもしれない。でも、私にはその感覚はないね」

「ジェイミー・キャラガーは(リーグ優勝を)1回もできなかった。マイカー・リチャーズも四連覇は達成できていない。決してね」

なおこの発言に対し、キャラガー氏は自身の『X』で反応。「もし(現役時代に所属した)リヴァプールが国家の所有物で、プレミアリーグが115件も訴えを起こすようなルールで押し進めていたら、おそらく私も優勝できていたと思うよ!」と投稿した。プレミアリーグが2018年から始めた調査の結果、マンチェスター・Cに115件にも及ぶファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反の容疑があったとして告発されたことを皮肉っている。

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