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20歳・松田隼風、独3部昇格POでスーパーゴール!ハノーファーIIを史上初の3部参戦に導く

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ハノーファーII(セカンドチーム)でプレーする松田隼風が3部昇格プレーオフの2戦目で得点を奪い、チームの史上初の3部昇格に大きく貢献した。

現在20歳の松田は昨夏に水戸ホーリーホックからのレンタルでハノーファーIIに加入。ドイツ4部相当のレギオナールリーガ・ノルト(北部)に所属するチームで左サイドバックとして26試合に出場し2ゴール3アシストを記録。レギュラーシーズンを首位で終えたチームとともにレギオナールリーガ・バイエルンを制したヴュルツブルクとの昇格プレーオフに臨むことになった。

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アウェイの地での1戦目を0-1で落としたハノーファーIIだが、2日に2万5000人が動員した本拠地で行われた2戦目では85分に2-1とリードを奪い合計スコアで追いつき、試合は延長戦へ突入。すると、105分に相手ゴール左でボールを受けた松田が角度がないところから左足を振り抜き、ファーのサイドネットに強烈なシュートを叩き込んで見せた。

その後ヴュルツブルクにPKで1点返されPK戦にもつれ込むも、ハノーファーIIは2人目のキッカーに指名された松田を含む全員が成功したのに対し、ヴュルツブルクは4人目が失敗で決着。ハノーファーIIがリーグ史上初の3部参戦を勝ち取った。

なお『キッカー』は、ハノーファーが松田を水戸から買い取り、同選手が「長期的に残る」と見ているようだ。来季も同チームでプレーすることとなれば、同じく3部に昇格したシュトゥットガルトIIのチェイス・アンリや花城琳斗、アルミニア・ビーレフェルトの水多海斗との日本人対決も実現するかもしれない。

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