ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタが、サガン鳥栖戦後にコメントを残した。
勝ち点4で今季いまだ未勝利の神戸が、勝ち点19で5位につける鳥栖をホームに迎えた。負傷明けでスタメン復帰したイニエスタは、早々の2分にゴール前での冷静なフィニッシュで先制点を記録。11日に38歳となったスペインのレジェンドは、14分にも絶妙パスで汰木康也のゴールをアシストした。
その後、後半に武藤嘉紀と途中出場の大迫勇也が加点した神戸は、4-0で完勝。リーグ12戦目にして待望の今季初勝利を挙げた。
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試合後、殊勲のイニエスタは「まずは何よりも勝ち点3、今季初勝利を挙げることができて本当に嬉しいです」と喜びつつ、「自分たちもファンの皆さんも本当に苦しい序盤でした」と苦しかった胸中も吐露。「今日勝てたことが継続して勝利を積み重ねていくための第一歩になれれば」と続け、自分ではなくチームの努力の結果だと強調した。
「自分としては何よりもチームのみんなを本当に褒めたたえたいです。交代選手を含め、ピッチでプレーした選手やスタジアムで応援してくださったファンの皆さん、みんなで勝ち取った勝利です。うまくいかないときも、うまくいくときもありますが、自分はピッチで最大限チームに尽くそうとしました」
神戸はこの後、18日に行われる第11節延期分で王者の川崎フロンターレをホームに迎える。