インテルの指揮官シモーネ・インザーギが、24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ザルツブルク戦を前に、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで意気込みなどを語った。
CLグループD初戦で久保建英を擁するレアル・ソシエダと引き分け、前節でベンフィカに勝利を収めたインテル。24日に行われる第3節では、ホームにザルツブルクを迎える。リーグ再開直後のトリノ戦で3-0と勝利し、勢いに乗るインテルの指揮官がインタビューで意欲を示した。
「中断明けのトリノでの一戦で良い再スタートを切れた。明日の夜から厳しい試合日程になる。CLでは、極めて高いレベルの注意力が求められるだろう。ザルツブルクは、長年にわたってCLに出場している素晴らしいチームだ。そのうえ、相手は、初戦でベンフィカに敵地で勝利している。このグループは非常に拮抗しているだけに、高い注意力が必要になる」
続いてインテル指揮官は、今夏にロメル・ルカクの後釜として加入し、ここまで公式戦11試合で4ゴール7アシストをマークしているFWマルクス・テュラムに言及した。
「テュラムのことは、長らく追っていた。彼のクオリティに疑いの余地がないことは、以前から知っていた。初めてのリーグへの適応には手こずるものだが、チームメートたちの協力と彼自身の努力のおかげで、心配をすべて一掃した」
さらにインザーギは、記者会見の場において、主将のラウタロ・マルティネスに賛辞を贈った。
「ラウタロは、そのキャリアや獲得タイトルを踏まえると、バロンドールに値する選手だ。獲得できるとは思わないが、ふさわしい選手であるはずだ。私の下で練習初日から見せてきたような取り組みを今後も続けていくべきだ」