イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督がEURO（ユーロ）2024への意気込みを語った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
来月、大会2連覇を目指してユーロ2024に臨むアッズーリ。グループBではスペイン、アルバニア、クロアチアと同居している。
27日、レナート・チェザリーニ賞の表彰式に出席した際、指揮官のスパレッティは昨夏に辞任した前任のロベルト・マンチーニに触れつつ、意欲を示した。
「マンチーニは最高の仕事をしたので、われわれはこの仕事を受け継がなければならない。より良い仕事をし、みんなが期待している結果を得るための刺激となるだろう。極めて重要な大会であり、準備を整えておかなければならない。大会から戻って来た時に、イタリア国民から『君たちを誇りに思う』と言われるよう願っている」
「EUROでイタリア代表の指揮を執る感動？ 私は年を重ねてすぐに感極まってしまう。代表は私のキャリアにおける頂点だ。天国にいるようなものだよ。最善を尽くせるように努力したいが、それで十分なのかどうかは分からない。強い選手たちはいるので、彼らを1つのチームにしなければならない。成功できれば、どんな相手とも互角に戦える。相手が格上に見えたとしても、われわれには歴史もある」
スパレッティ監督は、今シーズンにアタランタで公式戦43試合に出場して19ゴール8アシストを記録する活躍を見せ、ヨーロッパリーグ優勝やコッパ・イタリア準優勝に貢献した25歳のFWジャンルカ・スカマッカに期待を寄せた。
「彼には驚いていない。私もウクライナ戦やイングランド戦で彼を起用したが、彼はすべき成長をした。イタリア代表の3人のFWの1人であり、このユニフォームを身にまとう恩恵に対するお返しをする必要がある。彼は極めて重要になるだろう。彼に取り組んでくれた（アタランタ指揮官ジャン・ピエロ）ガスペリーニに感謝している」