日本代表は21日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第2節でシリア代表と対戦した。
16日に行われた初戦、ホームでのミャンマー代表戦に5-0で快勝した日本。サウジアラビアで行われたシリアとのアウェイ戦に向けてはスタメンを9名入れ替え、久保建英や伊東純也、遠藤航、冨安健洋らを起用した。谷口彰悟と上田綺世のみが連続先発となっている。
試合が動いたのは32分。伊東からの横パスを受けた久保が距離のある位置からネットに突き刺した。その5分後、ボックス右の伊東が頭で落としたところに反応した上田が押し込んでリードを広げる。
その後も日本の攻勢は止まらず。40分にも伊東のアシストから上田がこの日2点目をマーク。折り返して迎えた後半も早々のFKで久保の横パスから菅原由勢がミドルシュートを浴びせ、チームの4点目とした。
圧倒的に上回っている日本は66分に2枚替え。浅野拓磨に代えて南野拓実、そしてここ2試合で5得点を記録した上田に代えて細谷真大を送り出す。終盤にかけてもシリアに反撃を許さずにいる中で76分にも2枚替えを行い、久保と冨安に代えて堂安律と町田浩樹を起用する。すると82分にはボックス中央で伊東からのパスを収めた細谷がA代表初得点を決め切った。
そして、日本は2試合連続の快勝で試合を終了。この結果、開幕2試合10得点無失点という圧倒的な成績でグループB首位に立っている。日本は今後、来年1月1日にタイ代表との国際親善試合を経て、同月開幕のアジアカップへ。その後、3月にアジア2次予選の再開が予定されている。
■試合結果
シリア代表 0-5 日本代表
■得点者
シリア:なし
日本:久保建英(32分)、上田綺世(37分、40分)、菅原由勢(47分)、細谷真大(82分)