FC東京は24日、MF荒木遼太郎が鹿島アントラーズから期限付き移籍加入することを発表した。
2020年に鹿島でプロキャリアをスタートした荒木は、初年度から明治安田生命J1リーグ26試合2得点を記録し、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。2年目の2021シーズンもJ1リーグ36試合10得点と飛躍を遂げた。
2022年からは背番号10を背負ったが、負傷の影響もあってJ1リーグ13試合1得点の成績にとどまると、2023シーズンはJ1リーグ13試合出場で得点はなかった。
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パリ五輪世代の日本代表としても期待を受ける荒木は、FC東京への期限付き移籍に際して「強い覚悟を持ってFC東京に来ました」と意気込み、以下のようにコメントしている。
「自分の持ち味はゴールに直結するプレーなので、試合に出て結果で示し、チームの勝利に貢献したいと思います。みなさんの前でプレーできることを、楽しみにしています」
また、鹿島の公式サイトを通じては決断の理由を説明した。
「ここ2シーズンは自分の思うようにいかず、このタイミングで環境を変える決断をしました。自分が苦しんでいる時、ずっと支えてもらったアントラーズサポーターの方々には本当に感謝しています。プロサッカー選手の価値はピッチで示すしかないので、結果を残せるよう頑張ります」
なお、荒木の期限付き移籍期間は2024年2月1日から2025年1月31日まで。契約により期間中に鹿島と対戦するすべての公式戦に出場できない。