明治安田生命J1リーグは19日に第11節の8試合が行われた。今節は、首位川崎フロンターレがJ1新記録の10連勝を収めたほか、浦和レッズがガンバ大阪に3-1で勝利している。
なお、ベガルタ仙台vsサガン鳥栖は新型コロナウイルスの影響で中止となった。
同一シーズンのJ1連勝記録トップタイに並ぶ9連勝中の無敗首位・川崎フロンターレと、ここまで最少失点で2位に位置するセレッソ大阪が激突。試合は7分にブルーノ・メンデスが一対一を制してC大阪が先制するが、前半半ばに脇坂泰斗が直接FKを決めて同点に。さらに42分に家長昭博がPKを沈めて川崎Fが逆転、後半の序盤にも小林悠が左足でネットを揺らしてリードを広げる。
58分にはFKの流れから瀬古歩夢が押し込んでC大阪が食らいつくが、その後は川崎Fが圧倒。75分にボックス左の三笘薫が右足でニアを射抜けば、その2分後にレアンドロ・ダミアンが味方のシュートのこぼれ球を押し込む。C大阪の堅守を粉砕した川崎FがJ1新記録の同一シーズン10連勝を成し遂げた。
前節・湘南ベルマーレとの下位直接対決を4-2で制した横浜FCは、4戦無敗の鹿島アントラーズ戦でも幸先よく先制する。25分、ボックス内で混戦が起きた場面で皆川佑介が押し込んでネットを揺らした。その後、猛攻を仕掛ける鹿島だったが、最後までしのぎ切った横浜FCが今シーズン初の連勝を飾っている。
4連敗中の最下位・湘南ベルマーレが5位・名古屋グランパス(1試合未消化)をホームに迎えた一戦はなかなかスコアが動きを見せず、得点が生まれないまま90分が経過。しかし、そのまま終了するかに思われた92分、名古屋の右CKの場面でキッカーのマテウスの入れたクロスが湘南の選手の頭に当たりゴールに吸い込まれる。惜しい戦いを続けた湘南だったが、不運な形で連敗脱出を逃すこととなった。
清水エスパルスのホームゲームでは2試合勝利なしと不調の昨季王者、横浜F・マリノスが先手を打つ。開始2分、ジュニオール・サントスが個人技でボックス内まで侵攻してネットを揺らした。12分には西澤健太の強烈なシュートで振り出しに戻した清水だったが、前田大然が頭で決めて再び横浜FMがリード。しかし、前半終了間際にクロスに対応したチアゴ・マルチンスの足に当たったボールがオウンゴールとなり、イーブンで折り返しを迎える。
後半に入っても一進一退の攻防が続くが、84分にJ・サントス、86分に渡辺皓太と横浜FMの選手が立て続けに得点。90分に金井貢史のダイビングヘッドで1点差に詰め寄った清水だったが、横浜FMがリードを保って試合を終えた。この結果、横浜FMは3試合ぶりの勝利を収めている。
前節・サガン鳥栖戦が中止で1試合未消化ながら3位につけるガンバ大阪が、連勝を目論む浦和レッズをホームに迎えた。試合が動いたのは24分、レオナルドのパスに関根貴大が合わせて浦和が先制点を奪取。34分にも武藤雄樹が誘発したPKをレオナルドが担当し、自身の連続得点試合数を4試合に伸ばした。守備を固めつつカウンターの隙をうかがう浦和は、57分に武藤がチームの3点目をマーク。G大阪は60分に左CKの流れから井手口陽介が強烈なボレーシュートで気を吐くが、反撃はここまで。浦和が連勝を飾っている。
ヴィッセル神戸がアンドレス・イニエスタならば、柏レイソルはオルンガ。それぞれ絶対的な存在を擁するチーム同士の対戦となったが、前半中に神戸にアクシデントが発生。先発していたイニエスタ、トーマス・フェルマーレンと世界最高峰の2名がそれぞれ22分、29分に交代を強いられる。それでも前半終了間際に郷家友太がボックス中央からのシュートで先制点を奪取。苦しい展開の中でリードを奪った神戸だったが、後半開始直後に仲間隼斗がクロスに合わせて柏がすぐに追いつく。
そして77分、強く警戒されていたオルンガがまたしても決定力を見せつける。ボックス左でボールを持つと左足を振り抜き、J1歴代2位タイとなる7試合連続の得点で逆転に成功。後半終盤にはドウグラスが左足で沈めて再び同点となったが、アディショナルタイムに三原雅俊の得点で柏が上回ったところで試合は終了した。
タフな守備をする印象の強いサンフレッチェ広島とFC東京だが、試合は前半から大きく動く。14分に野上結貴の得点で広島が先制すれば、19分、22分にそれぞれディエゴ・オリヴェイラ、安部柊斗がネットを揺らしてFC東京が逆転。37分に荒木隼人のヘディングシュートで同点に戻した広島だったが、前半終了間際にレアンドロが直接FKを突き刺してFC東京の1点リードで試合を折り返す。後半に入るとFC東京がボールをキープしつつ試合を進行するが、勝利を目前にした96分に川辺駿が味方のシュートのこぼれ球を押し込む。広島が土壇場で同点に持ち込み、FC東京は連勝を逃している。
北海道コンサドーレ札幌が大分トリニータをホームに迎えた一戦はスコアレスで試合が推移していくが、前半終了間際に右CKの流れから伊佐耕平がゴールを決めて大分が先制。後半もなかなかスコアが動かない時間が続くが、ルーカス・フェルナンデスが89分に土壇場の同点弾を決める。そのまま試合が終了し、札幌が連敗を「3」でストップさせた。
■J1第11節 試合結果
・8月19日(水)
川崎F 5-2 C大阪
横浜FC 1-0 鹿島
湘南 0-1 名古屋
清水 3-4 横浜FM
G大阪 1-3 浦和
神戸 2-3 柏
広島 3-3 FC東京
札幌 1-1 大分
※仙台vs鳥栖は中止
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