20201125_Ienaga(C)J.LEAGUE

ハットトリックで川崎フロンターレを優勝に導く大活躍!家長昭博「今日が終わらないでくれ」

川崎フロンターレは25日、明治安田生命J1リーグ第29節でガンバ大阪を本拠地・等々力陸上競技場に迎えて5-0で快勝。今シーズンのJ1制覇を決めた試合後、MF家長昭博が喜びをかみしめている。

引き分け以上で優勝が決まる一戦において、22分にレアンドロ・ダミアンの得点で先制した川崎Fは、その後もG大阪を圧倒。とりわけ家長は、前半終了間際にL・ダミアンのヘディングシュートの軌道が逸れたところを押し込んで追加点を奪い、後半に入ってからも2得点を奪取してハットトリックを達成した。

快勝劇の立役者となった家長は、自身が大車輪の活躍を披露しての優勝決定に「今日が終わらないでくれって感じで、それくらい嬉しいです」と喜色満面の様子。試合前から、ホームで自力優勝王手という巡りあわせにポジティブな感触を覚えていたようだ。

以下に続く

「1年間本当にチーム全員で戦えたし、勝ち点も2位と結構離せたし、素晴らしいシーズンだったと思います。残りもありますけどしっかりと頑張りたいと思います。ホームでやれる、決められるということで本当に自信しかなかったです。あとはサポーターの方とチームとみんなで戦った結果だと思います」

とはいえ、川崎Fにとって素晴らしいシーズンとなった一方で、リーグ全体を見回せば新型コロナウイルスの影響で大きな損害を被った。一時はリモートマッチ(無観客)で試合が行われていたが、やはりサポーターとともに分かち合える喜びは格別なようだ。

「コロナウイルスでJリーグも中断しましたし、初めはお客さんも入れない状況でしたけど、本当にみんなの支えでJリーグが再開できたと思います。まだ満員じゃないですけど、こうやってみんなと一緒に闘えたことは非常に嬉しいです」

また、引退を表明したバンディエラ・中村憲剛についても「今シーズンは憲剛さんが今年で終わりですし、特別なシーズンになればと思います」と特別な思いがあったことを明かす。

最後に、サポーターへのメッセージを求められた家長は「本当に今年は色んなことが大変だったと思います。サッカー界だけじゃなくて、生活するうえでもみんなが大変な時期にサッカーを応援してくれた人がいっぱいいると思います。それには感謝しかないですし、またグラウンドで良いサッカーをして笑顔を届けられるように頑張りたいと思います」と改めて感謝を伝えている。

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