明治安田生命J1リーグ第4節のサガン鳥栖vs浦和レッズが13日に駅前不動産スタジアムで開催された。
開幕3試合連続ドロースタートとなった鳥栖と、同5試合で1勝1分け3敗の浦和が対戦。試合序盤は拮抗した展開となるも、ポゼッション率を上げていった鳥栖が徐々に攻勢に出始める。36分には右サイドから飯野七聖が入れたクロスに正面の岩崎悠人がヘッド。しかし、これは枠の左へはずれる。
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前半の終盤にも鳥栖が立て続けにチャンスを演出。37分には、高い位置でのボール奪取からゴールエリア右に抜けた堀米勇輝が左足アウトサイドでシュートを放つも、これは右ポストに弾かれる。44分にも福田晃斗がGK西川周作のセーブを強いるミドルシュートを放つなどゴールに迫ったが、スコアは動くことなく0-0のまま前半を終える。
迎えた後半序盤は浦和が前に出たが、徐々に鳥栖も盛り返して好勝負に。すると、鳥栖が71分に試合を動かす。ボックス左から堀米が入れたクロスに正面の垣田裕暉が下がりながらヘッド。難しい態勢からのヘディングシュートをゴール右に沈め、鹿島アントラーズから期限付き移籍中の垣田が途中出場から加入後初ゴールを奪取し、待望の先制点をもたらす。
その後、浦和の攻撃を受ける形になった鳥栖だが、最後まで集中した守備でシャットアウトすることに成功。嬉しい今季初勝利を手にした。一方の浦和は開幕6戦での4敗目を喫する厳しいスタートとなっている。