ユヴェントスが2022-23シーズンセリエAで勝ち点10ポイント剝奪されることが決まった。
カルチョーポリと呼ばれるスキャンダルでセリエBに降格した過去を持つユヴェントスは、今シーズンに新たなスキャンダルが発覚。新型コロナウイルスのパンデミックに揺れる中、経費削減のためにキャピタルゲインの偽造が疑われ、さらに複数の財務違反も確認されていた。
これを受け、イタリアサッカー連盟(FIGC)の連邦控訴院は1月にユヴェントスに対して勝ち点15ポイントの剥奪を命じる。しかし、これを不服とするクラブはイタリアのスポーツ最高裁判所に控訴し、処分が保留され、剥奪された勝ち点が返還されていた。
以下に続く
ただし、この処分取り消しは暫定的なものであり、5月末に新たなヒアリングが予定されていた。そして22日、連邦控訴院はユヴェントスに新たな処分を科すことを決定。これにより、クラブは勝ち点10ポイントを失った。
この結果、ユヴェントスは勝ち点69ポイントで2位につけていたものの、10ポイント剥奪により、勝ち点は59ポイントまで減少。これにより、22日のエンポリ戦前の段階で、4位ミランまで勝ち点4差の7位に後退した。