Thiago(C)Getty Images

現役引退のチアゴが11年ぶりバルセロナ復帰へ!コーチングスタッフとして恩師フリックと再会報道…既に練習に合流とも

元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラのバルセロナスタッフ入りが近づいているようだ。

バルセロナの育成組織出身で、2011年7月にトップチームに昇格したチアゴ。同クラブで公式戦100試合に出場し、4度のラ・リーガ制覇やチャンピオンズリーグ優勝を達成した後、2013年夏にバイエルン・ミュンヘンへと移籍。ドイツではブンデスリーガ7連覇や歴史的な三冠を経験し、2020年夏にリヴァプールへと加入する。しかし、ケガの影響に苦しんで今夏に現役引退を決断。約13年の選手キャリアに幕を下ろした。

チアゴについては先日、バルセロナ新指揮官のハンジ・フリック監督がスタッフ入りを望んでいると報道。バイエルンで監督と選手として1シーズンを共にしたチアゴに対し、チアゴのサッカーに関する理解力と語学力を高く評価しており、選手とスタッフ陣の橋渡し役を期待しているとされていた。

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そして11日、『Mundo Deportivo』がチアゴ・アルカンタラがバルサに復帰すると報じ、既にフリック監督のコーチングスタッフとして働き出していると伝えた。バルセロナがソーシャルメディアに投稿した木曜日午前のトレーニングのビデオでは、チアゴが選手たちの後ろで、スタッフが着ているのと同じ服を着てピッチに立っている姿がわずかながらも映ったと指摘している。

チアゴはミュンヘンでの7年間で培ったドイツ語能力を駆使し、フリック監督の指示を選手たちに通訳。戦術などの仕組みを説明する役割を担うことになるという。

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