レアル・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、今夏これ以上の補強は行わないと宣言した。スペイン『マルカ』が報じた。
2023年夏の移籍市場で真っ先にMFジュード・ベリンガムをドルトムントから獲得したほか、FWホセル、DFフラン・ガルシアといった即戦力を加えたレアル・マドリー。開幕目前にはGKティボー・クルトワが長期離脱することとなり、GKケパ・アリサバラガも獲得した。
さらに、パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペへの関心が繰り返し報じられていたが、少なくとも今夏に獲得することはないのかもしれない。アンチェロッティ監督は、補強が終了したと語っている。
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「これ以上契約することはない。これは100パーセント保証できることだ。私たちのチームは完成していて、全員が今季に集中していると思う。中には気が変わる選手もいるかもしれないが、心配はしていない」
また、2023年夏の移籍市場で話題を集めているサウジアラビアの大立ち回りについて質問が及ぶと「サウジアラビアが欧州サッカー界よりも多くの資金を投じることができるのは明らかだ。それぞれみんながやりたいことを自由に行える。市場のバランスを保つために問題を適切に評価するかどうかは、国際的なサッカー団体次第だ」と冷静な見解を示している。