20240419_Ancelotti_Casemiro(C)Getty images

カゼミーロがレアル・マドリー退団を回想…アンチェロッティ監督は別れ際に「泣いていた」

マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表MFカゼミーロが、レアル・マドリー退団時を回想した。スペイン『El Chiringuito』に語っている。

2013年から2022年にかけてレアル・マドリーでプレーし、アンカーとしてチームの栄光を支えたカゼミーロ。在籍中、チームは5度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を初め、3度のラ・リーガ優勝など数々のタイトルを獲得した。

カゼミーロは2022年夏にマンチェスター・Uへと完全移籍。すると、初年度からEFLカップ決勝で決勝点を沈め、クラブにとって6シーズンぶりのタイトルの立役者となった。

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そんなカゼミーロが、レアル・マドリー退団時を回想している。

「チャンピオンズリーグを制してから少し経ち、退団することにしたんだ。マドリーでの時間はもう終わりだと分かっていたからね。年齢的にも移籍に適していたし、成長を続けたかった。みんなが僕をとても愛してくれていて、簡単な決断ではなかったよ」

また、2013年から2015年、2021年から現在までと2度にわたってレアル・マドリーを率いているカルロ・アンチェロッティ監督とのやり取りも明かした。

「アンチェロッティに話しに行ったとき、彼は僕が別れを告げることを知っていたようだった。彼のオフィスに入ると、背を向けて泣いていた。カルロは『去ってほしくない。とても愛している』と言ってくれた」

それでも移籍の決断については「すでに(マンチェスター)ユナイテッドと約束を交わしていたし、それ(約束を守ること)は何よりも大切なことなんだ」と振り返ったカゼミーロ。2023-24シーズンもCL準決勝進出を果たした古巣に向けては、「あのチームはチャンピオンズリーグになると変貌する。勝者のDNAだ」と称えている。

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